忙しすぎる部活のことで毎日ケンカしていた私と娘。
そんな娘が
「部活辞めようかな・・・」
ボソッと私につぶやきました。
あれだけ部活を辞めたくないと必死に訴えていた娘の心変わりに驚きつつも、娘の心の内を訊いてみました。
本当は部活を辞めたいと思っていた。先生の贔屓がひどいから。練習を休むと試合に出さないという顧問が許せない。スポ少の時はそんなことなかった。
スポ少時代からの流れもあるから辞めるのはもったいないと思って、なんとか踏ん張ろうとしていた。辞めるなんてあり得なかった。慣れれば楽しくなると思っていた。なのにどんどん苦しい時間になっている。
部活を辞めると、今まで買った用具やユニフォーム代が無駄になる。
部活を辞めると孤独になる恐怖もある。
違うスポーツもやっていみたいが一人で転部する勇気はない。
転部すると、またユニフォームなどの用具を揃えてお金がかかるから悩んでいる。
私の知らないところでたくさん悩んでいた娘。
部活がツラくて辞めたいと思っていたなんて、考えもしなかった。
4年生からずっとやってきたスポーツを辞めるのがもったいなくて、踏ん張ろうとして、部活がツラくても辞められないという思考になっていたなんて。
娘に申し訳ないことをしました。
娘はツラいのに、私に「部活を辞めろ」と言われて、さぞかし精神的に疲れたでしょう。
もっと娘に寄り添うべきでした。
私「辞めようか悩んでいたなんて全く知らなかった。ごめんなさい。辞めたいなら辞めていいよ!ユニフォーム代なんて気にしなくていいよ。Tシャツはパジャマにでもしたらいいじゃない。」
こんな感じで伝えました。
焦らずゆっくり部活の進退をこれから考えたいと思います。