歴史への興味
小学6年生になりやっと娘が歴史に興味を持ち始めてくれました。
イママデ マッタク キョウミナカッタヨ…。
低学年の頃から歴史マンガを与えたり、歴史に関するテレビを一緒に見たり、青森の三内丸山遺跡に行ったけれど
どれもイマイチ(゚▽゚*)
なかなか興味もってくれません。
塾にも行っていないので競争心もなく、歴史はスルーされておりました。
しかし6年生になり歴史の授業が始まってからは、私立受験組が歴史にとても詳しく驚いたようで少し焦りもあるのか歴史について勉強するようになりました。
歴史マンガもよく読んでくれていますヾ(^v^)
鎌倉
小学校の社会科見学で鎌倉に行く予定でしたが新型コロナウイルスの影響で中止になったため、こりゃ家族で行くしかないっしょ!と思い
家族3人で鎌倉に行ってきました♪
和賀江島
まずは鎌倉時代に造られた港
和賀江島です。
現在の和賀江島は
潮が引くと姿を現してくれ、港の先端まで歩くことができます。
材木座海岸の端に位置しています。鎌倉駅からは2.4km。
目の前に材木座海岸駐車場があるので車で行きやすい場所です。
わかりにくくて申し訳ないのですが
石碑の後ろに見える石の連なりが和賀江島です。
近くまで行くととても広く長く感じる大きさです。
遠浅で船が着岸出来ず難破することが多かった鎌倉時代。荷物の積み卸しができる港が必要となり北条泰時の援助を受けて造設された港です。
現在は大潮の日の干潮時刻になると姿を現してくれます!
干潮時刻に和賀江島に到着♪
和賀江島の先端まで行くぞー!
と意気込んでいた私と娘。
なのに
かなりゴツゴツした岩肌で全く普通に歩けない!
そろりそろり足を進めようとしますがバランスをとるのも難しく、着替えは持っていないので足下を濡らすわけにもいかず、築港の先端まで行くことは諦めました。港の根本付近で断念。残念・・・。
和賀江島に行くときは、
両手が空いた状態にして
ウォーターシューズなどの靴と
乾きやすい服で行くことをおすすめします!
干潮時刻は大賑わい♪
私たちは
築港の根本までしか行くことが出来なかったのですが
根本付近は、岩と岩の間にカニやヒトデ・小さな魚をたくさん見ることができる磯遊びの絶好のスポットでした。
小さな男の子達がたくさんいて『カニの赤ちゃんみつけたー!!』など興奮している声が多く聞こえました♪海洋生物が大好きなお子さんってステキですね。キラキラしていました☆
こうして磯遊びをしている子達を見ていると鎌倉の海が遠浅であることがよくわかります。
山と海に囲まれた鎌倉は、大きな物資は海から運搬するしかありません。船が着岸できる場所が重要となってくるわけです。物資運搬のための素晴らしいインフラ整備が行われていたことは全く知らなかったので勉強になりました。
化粧坂切通し
和賀江島を後にし、鎌倉駅方面に戻り鎌倉八幡宮にてお参り。
その後は化粧坂(けわいざか)切通しに向かいました。鎌倉駅からは徒歩20分。
切通しとは、山を切り開いて通した道のこと。
海と山に囲まれた鎌倉は要塞のような地形のため、物資の運搬や敵の侵入を防ぐための重要な拠点として切通しが整備されました。
鎌倉駅から徒歩で行けるお手軽さから化粧坂に向かったのですが、住宅街を抜けると突如急斜面が出現(゚◇゚)!!
驚くほどの急斜面(゚゚゚o゚!!;;キイテナイヨー
湧き水のせいか地面が濡れていて滑ります。急斜面かつ濡れているのでとにかく滑ります。両手で地面や斜面の岩で支えながらゆっくりゆっくり登りました。これはまるで登山ですね(°°;)
こんなに急斜面だと思わなかった夫は下で待っていて登る気ゼロ。「登りなさい!」と娘に促されて渋々登っていました。
こんな急斜面で激戦をしていた人々が信じられません。この急斜面を物資を持って歩くなんて危険すぎます!!登るだけで息が切れました。鎌倉時代の人の身体的能力に脱帽です(゚Д゚)
娘も「こんなところで戦うなんて無理だよ~」と言いながら登っていました。
切通しを登り切って左に行くと源氏山公園です。頼朝公の銅像がありました。
今回、
和賀江島と切通しというマイナー(?)な鎌倉を周りました。教科書にはあまり出てこない場所かとは思いますが、鎌倉幕府にとってなくてはならない要所だということがわかりました。
娘の記憶に残りますように(*^▽^*)